今さらなんだけど4月の追加ストーリー凄かったよねっていう話。アルスのおたく達と3部7章の話5時間ぐらいしたい。

だってさあ、今までメインストーリー的には「いなくてもいいよね、いた方が面白いけど」的な扱いだった人たちが突然どうしたの?メンバーの誰もメインストーリーに関わるような設定とか過去がなさすぎて、2部では開始早々虎彦をフランスへ左遷することで問題を無理矢理作りました感あったのに、3部での突然の供給過多に呼吸困難起こしかけました。ただでさえイロモノとしか思えなかった男の娘UR虎彦の恋愛ストーリーがあまりにも良すぎて消化しきれていないところに、トドメ刺してくるんだよね、アイチュウくんは・・・。いやー日下部虎彦怖いわ。

基本的にアイチュウって「いかにして勝つか」ではなく「いかにして相手に気持ちを伝えるか」をテーマにすることが多くて(2部も途中からそうだった)、今回も輝くんがいかにしてアイル先生に気持ちを伝えるか、という構成になっていましたよね。

アイル先生は、信頼してた仲間の裏切りにより夢を断たれたという過去があり、その原因となった演目をどうしてもやりたくないし、指導して欲しがっている輝くんのことも信用できないわけなんだな~。
アキヲも最初はアイル先生を無理矢理引っ張り出すみたいなことは反対ってスタンスだったけど、輝くんが「引っ張り出すこと」が目的なんじゃなく、どんなに自分がアイル先生の舞台が好きか「伝えること」が目的と分かって納得したんですよね。その流れが綺麗に描かれていて、ついでに輝くんの「アキヲのその優しい気持ちは美しくて大切なものだ」という台詞も最高で素晴らしいシーンでした…。

あと、虎彦が「普段自由に描いてる作品」と「誰かの為に作った作品」を完全に分けているという事実めっちゃ衝撃だったんですが、後者明らかタイガーキッズの絵本のこと言ってるよね…?(前者にわざわざ「普段」とかついてるしさあ)
フランスで初心にかえって「自分の想いとか、叫びとか、情熱、心情。そんな様々な自分の感情みたいなやつを、作品という器に乗せて、見た人に感動、勇気、元気を届けたい」と改めて思ったのだと解釈すると、今回の輝くんの気持ち、絶対アイル先生は聞かないと駄目だって虎彦は思ったはずなんですよね。

だってもうこれもうほぼ「憧憬のコントドフェ」じゃん???とか思いません??(※独断と偏見に満ちた個人の発言です)

「昔からずっとファンで、あなたの絵本で温かい家庭に憧れを抱きました」とか目の前で言われることの喜びをさあ…虎彦は知ってるわけだから……輝がアイル先生に憧れる気持ちってリュカが虎彦に憧れる気持ちに似ているんですよ。だからこそ、まさに「アイル作品で感動、勇気、元気をもらった人」である輝くんの気持ちをアイル先生はちゃんと聞いた方がいいし、アイル先生も表現者の一人として作品が世に出ることを本当は望んでるはずって虎彦は思ったんだと思う。
でも今までだったら、思っても言わなかったかもな~ってのが私の感想です。今までの虎彦って人の意見に短くコメントはするんだけど、率先して意見言わないし行動もしないんですよね。
過去のトラウマとか現在の確執とか、本人が解決しないと意味がなくて、他人がどうこう言うもんじゃないっていうスタンスだったんですよ(1部36章で実際そう言ってる)
けど、アイチュウの活動とか仲間との絆を通じて虎彦も変わってきてるんだろうなぁ…と。「初心にかえった」のもそういうことかもしれなくて、もしかしたら絵を描き始めた当初はもうちょっと周りの人間に影響を受けながら描いていたのかもしれなくて、それがいつの間にか「絵との対話」のみで「人間」が排除されてたのかも…などとクレイジー虎彦を推す勢としては妄想してしまいます。
私は勝手に虎彦を「人間味のないキャラ」と思ってたけど、実は逆で、アイチュウの活動を通じて失いつつあった人間性を取り戻したとも見れるわけですよね。
思い返せば虎彦は、フランスから帰ってきていきなりクマとリュカの間に入ってトレーラーの台詞を言うという、「リュカの問題は他人がどうこう言うもんじゃないって言ってたじゃん!」と思わず突っ込みたくなる熱い行動に出てたんですよね。普通に虎リュカ推してるから「彼氏~!!!」としか思わなかったけど、あれも「初心にかえった」結果だったのかもしれないと思うと、今回のストーリーに繋がってるんだよなあ…。

そう思うと、「 いや、意外じゃない。お前はそういう男だったと改めて認識したんじゃ」という今回の楽の台詞、めちゃくちゃ深いんですが……(楽怖っ!)

で、すべてを総括して今回一番かっこよかった虎彦の台詞が、アイル先生の過去を聞いたPが(輝くんの気持ちは届くのかな…)と不安に思った時の、「・・・プロデューサー、大丈夫だ」というやつです。

いやこれカッコよくない????カッコよすぎない???????全人類は生まれ変われるならエトヴィの図書室の本の背表紙の文字になってこの場面見たいでしょ????????
まずPは口に出さず思ってるだけなのに察して声かけてる時点でイケメンすぎて泣いたし、輝くんのことめっちゃ信頼してるのも分かるし、みんなアイル先生の過去話に思いを馳せてる段階で既に先を予測して「この場は綺麗におさまる」って冷静に言ってくるのほんとリーダーすぎて無理無理無理。

「お前1人では舞台にはならない」っていうアイル先生に対して、「輝は1人じゃないよ」って言うのがアキヲなのも、最初反対してた立場からの流れで最高に感動するし、だいぶアイル先生の気持ちが揺れたところで最後に虎彦が恋愛ストーリー?みたいな口説きにかかる流れ最高。ArSの説得怖っ!って思ったけど…逃れられる人類いる?(いやいない)

ごめん予想以上にまとまらなかったんだけど、すごかったってことだけは伝えたいし、5月の追加ストーリーが死ぬほど楽しみです…。て言うかナチュラルに娘役の輝くんにめっちゃ興奮した。他キャストも気になる~!!